勤務時間をメモ・打刻し忘れた時に、パソコンのログで退勤時間を調べる方法を紹介する。
PCを起動した時間やシャットダウン時間をPCのログから調べる手順は下記の通り。
ログを表示する
- 「イベント ビューアー」を開く
- 「Windows ログ」から「システム」を開く
- 「現在のログをフィルター…」をクリック
- イベントIDの欄に「506,507,7001,7002」と入力して「OK」ボタンをクリック
(イベントIDについては下記を参照)



以上でパソコンを起動したりシャットダウンした時の日時がリストに表示される。
イベントID
上記で使用したイベントIDの意味は次の通り。
- 506: ログイン
- 507: ログアウト
- 7001: スタンバイ
- 7002: スタンバイ終了
※ログを選択すると内容が表示されるので覚えておく必要はない。
フィルターを保存する
適用したフィルター条件は「カスタム ビュー」として名前を付けて保存することができる。
保存するにはフィルターを適用した状態で「フィルターをカスタム ビューに保存…」をクリックして名前を付ければ完了。
次回からは「カスタム ビュー」からすぐに参照できる。
補足
PCが会社からの貸与物ならば業務終了時にサインアウト/シャットダウンはして然るべきだが、もし画面ロックだけなら正確な時間は記録されない。その場合はロック状態からスリープ状態になるまでの時間を計算に入れなければならないことに注意。
おわりに
一昔前に僕は勤務表作成時に作る際、今回紹介した方法でログを見て勤務時間を入力していたが、これが案外と面倒で、毎日こつこつ退勤時に記録した方が楽だった。
それでも公私とも忙しい時は記録を忘れてしまうこともあるので、イベントIDを忘れた時にすぐ参照できるように当記事を公開した。自分のために公開したわけだけど、誰かの役に立ったらそれも嬉しい。
僕が今所属している会社ではクラウド会計ソフトのfreee人事労務を使っている。
freee人事労務はいつでもどこからでも勤怠を入力できてとても便利だ。
ただ、顧客向けの勤務表はエクセル管理。
ファイルを開くこと自体面倒だし、作業時間の内訳を記録しなきゃいけないし、自社用と二重管理なのも面倒…。
うまいこと連携してくれるような仕組みができるといいんだけどな。
もちろん裏技じゃなくて怒られないやつ。
・・・よし!
やっぱり考えても解決しなそうだな!
それではまた!
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